治療法
アルツハイマー型(がた)認知(にんち)症(しょう)は、その原因(げんいん)も明らか(あきらか)でないばかりか、現在(げんざい)のところ今般(こんぱん)的(てき)治療(ちりょう)もないのが現状(げんじょう)です。そのため対症(たいしょう)療法(りょうほう)が中心(ちゅうしん)となります。激しい(はげしい)精神的(せいしんてき)興奮(こうふん)が見(み)られる症状(しょうじょう)に対(たい)しては、向精神薬(こうせいしんやく)を使用(しよう)します。また夜中(よなか)に騒ぐ(さわぐ)患者(かんじゃ)さんに対(たい)しては、入眠(にゅうみん)剤(ざい)を用いる(もちいる)こともあります。抗うつ薬(こううつやく)の使用(しよう)が有効(ゆうこう)なこともあります。最近(さいきん)は、脳内(のうない)アセチルコリンの研究(けんきゅう)が進む(すすむ)と共に(ともに)、老年(ろうねん)認知(にんち)症(しょう)に対(たい)してコリン作動性(さどうせい)薬物(やくぶつ)やコリン前駆(ぜんく)物質(ぶっしつ)を投与(とうよ)するなどの治療(ちりょう)が試み(こころみ)られています。コリンというのは、神経(しんけい)と神経(しんけい)のつなぎめ、神経(しんけい)と筋肉(きんにく)などの組織(そしき)とのつなぎめの部分(ぶぶん)で、情報(じょうほう)を伝達(でんたつ)する化学(かがく)物質(ぶっしつ)のひとつです。なかでもアセチルコリンがもっとも強い(つよい)作用(さよう)を持っ(もっ)ています。アルツハイマー型(がた)認知(にんち)症(しょう)やその他(そのほか)の認知(にんち)症(しょう)でとくに記憶(きおく)障害(しょうがい)が起こる(おこる)のは、このコリンによる神経(しんけい)間(あいだ)の連絡(れんらく)が絶た(たた)れることが原因(げんいん)と考え(かんがえ)られています。そこでコリンやアセチルコリンの産生(さんせい)を促す(うながす)薬(くすり)、コリンの原料(げんりょう)となる薬(くすり)が、認知(にんち)症(しょう)の記憶(きおく)障害(しょうがい)などに有効(ゆうこう)なのではないか、と研究(けんきゅう)が進め(すすめ)られているのです。しかしまだ充分(じゅうぶん)な治療(ちりょう)効果(こうか)は上がっ(あがっ)ていないのが現状(げんじょう)です。そのため、家族(かぞく)をはじめとする地域(ちいき)社会(しゃかい)全体(ぜんたい)がご当人(ごとうにん)の症状(しょうじょう)を理解(りかい)し、進行(しんこう)を進め(すすめ)ないように力(ちから)を尽くし(つくし)、リハビリを継続(けいぞく)することが大切(たいせつ)となります。リハビリは病気(びょうき)の予防(よぼう)、治療(ちりょう)と並び(ならび)、第(だい)3の治療(ちりょう)といわれるほど重要(じゅうよう)なのです。リハビリによって進行(しんこう)を食い止める(くいとめる)ことはご本人(ごほんにん)の苦しみ(くるしみ)だけでなく、家族(かぞく)の負担(ふたん)を軽減(けいげん)する重要(じゅうよう)な方法(ほうほう)でもあるのです。
アルツハイマー 症状
アルツハイマー型認知症は、その原因も明らかでないばかりか、現在のところ今般的治療もないのが現状です。そのため対症療法が中心となります。激しい精神的興奮が見られる症状に対しては、向精神薬を使用します。また夜中に騒ぐ患者さんに対しては、入眠剤を用いることもあります。抗うつ薬の使用が有効なこともあります。最近は、脳内アセチルコリンの研究が進むと共に、老年認知症に対してコリン作動性薬物やコリン前駆物質を投与するなどの治療が試みられています。
アルツハイマー 症状