アルツハイマー型(がた)認知(にんち)症(しょう)の場合(ばあい)、今般(こんぱん)的(てき)な治療法(ちりょうほう)がないことから、病気(びょうき)は慢性(まんせい)進行性(しんこうせい)の経過(けいか)をたどることになります。進行(しんこう)は大きく(おおきく)次の(つぎの)3段階(だんかい)に分かれ(わかれ)ます:●第(だい)1期(き)最初(さいしょ)は、記銘(きめい)力(りょく)の低下(ていか)から始まり(はじまり)ます。学習(がくしゅう)障害(しょうがい)、失(しつ)見当(けんとう)識(しき)、感情(かんじょう)の動揺(どうよう)が認め(みとめ)られますが、人格(じんかく)は保た(たもた)れます。愛想(あいそ)がよく、ご本人(ごほんにん)は、ニコニコしています。●第(だい)2期(き)記憶(きおく)、記銘(きめい)力(りょく)が顕著(けんちょ)に障害(しょうがい)されます。それに加え(くわえ)て、高次(こうじ)機能(きのう)障害(しょうがい)が目立つ(めだつ)ようになる時期(じき)です。この時期(じき)には、外出(がいしゅつ)すると家(いえ)に帰れ(かえれ)なくなることが多く(おおく)なります。また、周囲(しゅうい)に関心(かんしん)がなくなり、清潔感(せいけつかん)が低下(ていか)します。徘徊(はいかい)や夜間(やかん)せん妄(せんもう)もみとめられます。せん妄(せんもう)というのは、意識(いしき)混濁(こんだく)に加え(くわえ)て幻覚(げんかく)や錯覚(さっかく)が見(み)られるような状態(じょうたい)をいいます。健康(けんこう)な人(ひと)でも、寝(ね)ているところを強引(ごういん)に起こす(おこす)と同じ(おなじ)症状(しょうじょう)を起こす(おこす)ことがあります。アルツハイマー型(がた)認知(にんち)症(しょう)の患者(かんじゃ)さんだけでなく、大(だい)手術後(しゅじゅつご)の患者(かんじゃ)さん(術後(じゅつご)せん妄(せんもう))、代謝(たいしゃ)障害(しょうがい)、アルコール依存症(いぞんしょう)の患者(かんじゃ)さんにも見(み)られます。これらは、病理学(びょうりがく)的(てき)な異常(いじょう)が前頭葉(ぜんとうよう)に顕著(けんちょ)であり、それを反映(はんえい)しています。視(し)空間(くうかん)失認(しつにん)や地誌(ちし)的(てき)見当(けんとう)識(しき)障害(しょうがい)が認め(みとめ)られるようになります。特に(とくに)初老期(しょろうき)発症例(はっしょうれい)では、感覚(かんかく)失語(しつご)、構成(こうせい)失(しつ)行(いき)、観念(かんねん)失(しつ)行(いき)、観念(かんねん)運動(うんどう)失(しつ)行(いき)、着衣(ちゃくい)失(しつ)行(いき)などの高次(こうじ)機能(きのう)障害(しょうがい)も稀(まれ)でありません。●第(だい)3期(き)さらに症状(しょうじょう)が進行(しんこう)すると、前頭葉(ぜんとうよう)症状(しょうじょう)、小刻み(こきざみ)歩行(ほこう)や前傾(ぜんけい)姿勢(しせい)などの運動(うんどう)障害(しょうがい)もみられるようになります。最終的(さいしゅうてき)には失(しつ)外套(がいとう)症候群(しょうこうぐん)に至る(いたる)ことになります。アニメは
ユーチューブで無料動画が視聴できます
如月日記